無印キャンプ場 南乗鞍は真夏でも全ての気候への服装が必要

アウトドア:キャンプ

全国に3箇所展開している無印南乗鞍キャンプ場についてその魅力について解説します。

南乗鞍キャンプ場は標高1600mの高原に位置し、夏でも平均気温20℃というまさに避暑にふさわしい気候となっています。
安定して20℃となるのではなく高原ならでは寒暖の激しい気候です。

高原のキャンプに行くのにどのような服装を準備しなくちゃいけないのかなぁ、って思いませんか?

答えは・・・・・あなたが思っている以上に冬の準備もしたほうがいいです。

なぜなら、一日で四季を経験するからです、冬も含めて。夏なのに。

もっと言えばこれだけ1日ではっきり、ぱっきり季節を感じられるキャンプ場も他にあまりないと思います。この気候がここでキャンプする人たちにとって結構刺激的で魅力的なんですね。

それでは、朝から順にどんな感じかみましょう。

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朝は春。

日なたぼっこに心地いい陽光で目が覚めます。

暑すぎず、寒いこともない。

そんな中での朝ごはんは最高に美味しいです。

うちの子供達は小さい頃はテントからなかなか出てきませんでしたけど笑、よく寝坊してました。

日がだいぶ昇って、テントの中が暑くなった頃にノソノソと出てくるんです。

まるで、冬にコタツの中で寝ていた猫が這い出てくるように、「暑さで目が覚めてしもうた~」って感じで目を吊り上げてでてきます笑。

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昼は夏。

夏と言っても、下界の最高気温38度などとは違って別天地です、最高気温が25度を超えるくらい。湿度が低くて非常に過ごし易いですね。日陰は涼しいです。

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でもよく晴れた日は高原で空気が非常に澄んでいるので太陽光が非常に強いです。女性の方、紫外線対策。必要ですよ。暑い日は我が家では水鉄砲の打ち合いをして楽しむのがちょうど良い感じ。

一方、曇った日だと日中でも少し寒いくらいです。日によっては長袖トレーナーが必要なくらい。

夕方は秋。

みるみる気温が下がるのが肌感覚でわかります、夏でも秋のようにすぐにあたりが暗くなってくるという印象です。特に晴れている日は一気に気温が下がる感じ。

それまで半そで、半パン、サンダルだったのが靴下や靴を履き、少しずつ着込んでいき季節が深まっていきます。
各サイトには正方形の焚き火用の炉が常設してありますので、夕方になるとあちらこちらから焚き火の煙が上がり始めます。

気温が下がっているので焼き芋が恋しい感じです。さっきまでの夏がホント嘘のように涼しくなります。すすきの穂が似合う感じです。(ありませんけど:笑)

そして夜は冬。

気温が低いといっても、大体14,5度はあるんですが下界の同じ温度と較べて全然寒い感じです。
吐く息が白くなりセーターやヤッケ・ジャンパーなどを着込むことになります。

昼との気温差からか気温以上に寒く感じます。
経験上、7月には夜就寝時(大体夜10時)に気温が9度だった年もありましたね。

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過去にはあまりに寒いのでカセット式のヒーターをタープ内で使っていたくらいです。(一酸化炭素中毒に注意:換気はこまめに)

また、このキャンプ場に持っていくタープは一枚物(ヘキサタープ)のような風通しの良いものより、スクリーンタープがお勧めです。
寒かったら、タープの四方を全て閉めてしまって中を暖められるからです。
(下界は夜でも30度以上の暑さでへたばってますのにね。)

まとめて言うと

このキャンプ場は1日で四季を味わえるのでどんな気候にも対応できるように持ってゆく服の量とバリエーションを増やしましょう。
服関係ではこれに雨カッパが必要ですね。
傘ではなく、ヤッケ式のカッパが便利です。
これは雨中の設営・撤収時だけでなく、普通にトイレに行く時もさっと着ることができます。

四季に合わせた服装を全て準備するので家族4人で結果的には服カバンで車のラゲッジスペースかなり使われてしまう事を考えて全体のキャンプグッズの内容を精査しましょう。

基本、このキャンプは涼しいということを念頭において準備するといいと思います。
つまり、ここは暑い夏場を快適にやり過ごす避暑地として非常に適したキャンプ場だということです。

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