名医・藤田胃腸科病院で大腸内視鏡検査!大腸がんに備えて乗り越える関門は2つ
2020/06/08
うーん、最近お腹の調子が良くないなぁ。
下痢と便秘の繰り返しが治りません。
市販の胃腸薬を飲んでも少しもよくなりません。
これって、大腸がんの症状じゃないの?
そう考えるとすごく不安になってきました。
「病院に行って、診てもらおう!」
今日は、大阪・高槻市にある藤田胃腸科病院で大腸内視鏡検査をしてもらった私・よっしーの経験と検査で待ち受ける難関を2つお話したいと思います。
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なぜ藤田胃腸科病院なのか
美食家な、よっしーですが時々胃腸をこわします。
藤田胃腸科は数年前、これまた胃腸の調子が悪くて「胃カメラ」検査をしてもらった病院です。
その時はネットで評判などを調べてから行きました。
ネットでの評判は大変良くて、遠く他府県からわざわざ受診しにくる患者さんもおられるようです。
また、京都南部の我が家からは車で30分位と近かったですし。
前回の胃カメラ、受ける前は大変怖かったのですが、実際検査を受けてみると、内視鏡の管が喉を通る時一瞬「おえっ!」となるだけで、口や喉に麻酔をかけており何の苦痛もなく胃内部の映像をモニターで見ている間にすぐに終わりました。
さずが名医!上手だ!
なので、今回の受診となったのです。
大腸内視鏡検査実施へ
診察してもらったところ、やはり大腸の検査をしましょうということになりました。
この病院では、大腸検査はほぼ内視鏡検査のようです。
造影剤を大腸内に入れるレントゲン検査やCT検査もあるのですが、内視鏡のほうがより正確なこと、それに他の方法で万一何かが見つかった時は、結局内視鏡で検査しながらの切除になるということでした。
胃カメラの時も同じような説明がありましたね。
げっ?造影剤?大腸の内視鏡検査?
いずれにしてもお尻の中に何かを入れる?
い、いやだ。
その時、
思い出したんです。
よっしーが小学生だった時、大腸の造影剤のレントゲン検査を受けたことを。
(小学校の時から暴飲・暴食のくせにすぐ胃腸がやられるよっしー (^_^;))
造影剤をお尻から入れると同時に大量(と思われた)の空気を大腸内にポンプで送ってゆく検査です。
下腹部が膨張し、痛い・苦しいの連続で本当に大変だった思い出があったのです。
おならを我慢して下さい。
ええっ?! ガスがお腹に大量に・・・・
このままでは、ハリーポッターのマージおばさんのように浮き上がるんじゃないか・・・・
さて、今回。
あの太い内視鏡がお尻から入って大腸の中をぐるりと廻る!
もうこれだけで恐怖だったんですが、
確か下剤で胃だけでなく腸まで全て空っぽにするんじゃ?
そうですよね。当たり前です。
小学生の時、これも大変しんどかった思い出があります。
しかし、
大腸がんの怖さに比べれば・・・・・
が、がまんできる!
しかも、名医の藤田胃腸科病院だし・・・・・
と自分に言い聞かせました。
検査2~3日前
消化のいいものを摂るように心がけます。
病院から、専用のレトルト食事セットもありますが?
と聞かれましたが以下ものに気をつければ買わなくていいみたいでした。
きのこ類や海藻、果物。
玉ねぎやトマトなどの野菜を控える。
逆に食べてもよいものは、ごはんやうどん、パン、肉類などの消化のいいもの。
検査前日
夕食をなるべく早く摂る。
私は具のないコンソメスープを軽く飲むぐらいにしておきました。
お粥や素うどんでもいいらしいです。
そして、目薬のような容器に入ったラキソベロン液という下剤を飲んで寝ます。
うーん、なんか効きそう。

夜9時以降は、水かお茶しか飲んではいけません。
夜中にトイレに行くのやだなぁと思っていたら全然便意を催しませんでした。
あれ?
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検査当日!!まず第1の難関は下剤!
検査が10時だったので、4時間半前には最初の下剤を飲まなければいけないので逆算し朝5時半に起床しました。
腸の動きをよくする薬を飲み、
そして遂に1つめの難関がやってきたのです。
それは、
マグコロールPという下剤を2リットル飲み干すのです。
スポーツドリンクを作るように粉末が入ったこのビニールパックに水を入れ、勢いよく振って混ぜる。

飲み始めて最初の200mlは、
お?ちょっとポカリスエットに似ているやん味。
と思ってあっさり飲めましたが、時はまだ早朝、起きたばっかりで次々に200ml。
そんなに飲めるわけがありません。
でも、これ2時間で2リットル飲まなければいけないのですよ。
ほぼ、拷問。
もう、最後のほうはオェってなりながら飲んでましたね~。
(第1の難関ようやくクリア!)
でも全然便意を催しません。
ちょっと便秘ぎみだからなぁと思って運動を始めました。
せまい家ですが、部屋と廊下をいったり来たりウォーキング・・・・・
すると、ん?これって便意?
お腹が絞る感じは全然ありません(人によって違うらしいですが)が、トイレに行くとなんとドバーって(食事中の人ごめんなさい)。
8回くらいトイレにいったら、予めカラーチャートで指定されていたような色が少しだけついている水のようになっていきました。
これにて大腸の空っぽ化完了!
小学生の時よりかなり楽でした。
医学は進歩している!
そして、第2の関門・運命の検査へ
病院に行くと、早速検査着に着替えます。
後ろ側、お尻のところがパカッて開くようになっています。
「大腸が空っぽです」と看護師さんに伝えると・・・・注射をされました。
これは弱い鎮静剤です。
お尻から管を入れるのは怖かったので、お医者さんに相談すると鎮静剤を打ちましょうとアドバイスを受けていたのです。
鎮静剤って、心が落ち着く程度かなぁって思っていたら何と意識がはっきりしなくなる薬だったのですね。
ボォーってして、「検査?あ、はい、どうぞ」みたいな感じであまり覚えていないうちに検査は終了しました。
ただ1回だけ、内視鏡がどこかを通った時に痛みで目が覚めて「痛い~!」って言ったのを覚えています。
お医者さんに後で伺ったところよると大腸に狭い所があって、そこを内視鏡が通る時に痛みがあったのだということでした。
結果、めでたく6mm大のポリープ発見、その場で切除。そして、1日だけ入院したよっしーでした。ちゃんちゃん。
まとめ
大腸内視鏡検査には2つの関門がありますが、1つめは下剤を飲み干すことですね。
夏場でしたので冷やすと少しは飲み易かったですが、これが冬だともっと大変かもですね。
2つめの関門。検査や痛みへの恐怖は鎮静剤でなんとかなります。
私は検査中、意識があるような無いような。
あまり覚えていません。
(人によって、またその時の体調によって鎮静剤の効き具合は変わるようです。
ずっと、意識も飛ばずに緊張してしまうため、検査がやりにくく鎮静剤を増やしたりするみたいです。)
食の西欧化と美食の影響で大腸がんが大幅に増えている現状を考えると大腸内視鏡検査は早期発見に大変有効です。
胃のポリープと違って大腸ポリープは放っておくと、がん化するものもあるらしいです。
ですので、長い間腸の調子が悪い場合や
悪性腫瘍を患う割合が増える50歳以上になると不調じゃなくても検査したほうがいいみたいですね。
藤田胃腸科は施設も新しく、医師の方や看護師さんも親切で丁寧でした。
駐車場は第2までありますが午前診療の際には満車になることが多いそうです。
退院時、お医者さんに言われました、
「よっしーさん、1週間程度あまり無理な運動をしてはいけませんよ。
そして、ポリープが見つかったので毎年検査しましょうね~。」
私「・・・・・・」
後日談:切除されたポリープは良性でした。よかった。よかった。
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