ポケモンGO2016年リリース直後に彦根城を訪問し、ポケモンをゲットしながら歴史について学んだ
2020/06/10
ポケモンGOがリリースされて5日程経った7月のある暑い日、彦根城に行ってきました。
2017年度NHK大河ドラマでは柴咲コウさん主演、「おんな城主 直虎」が
放映され一躍注目される井伊家。
その直虎が育てあげたのが、
徳川家四天王の一人・井伊直政。
そして彼がが開祖となった彦根藩・居城彦根城。
戦国~江戸時代初期に建築された城郭がそのまま残る彦根城。
今日は彦根城でプレイしながら歴史を学びます。
さぁて、どんなポケモンが出てくるでしょうか。
また、彦根城はどんなお城なのでしょうか。
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彦根城入場!!
彦根城南側、JR彦根駅から中堀を佐和口から入り、
二の丸駐車場に車を止めます。
(金亀町、馬屋横にある駐車場)
すると、警察官が2人バイクにまたがったまま止まっています。
ひぇ~!一旦停止でも取り締まっているのか。
捕まってしまうのか?
違いました。
彼らは中高生や大学生を指導しているようです。
そうです、スマホをしながら自転車に乗ったり、歩いたりしている学生に大きな声で注意をしています。
おそらく、学生達はほぼ間違いなくポケモンGOをやっているのでしょう。
こんな所でも警察官の勤務に影響が出ていますね。
彦根城の中や周辺には高校や大学がありますから通行する学生が多い!
気を取り直して、表御門から内堀を渡って入ります。

現在時刻午後4:00。
残念、ひこにゃんには少し遅すぎたようです。


いつの日にか、甲冑を身に着けて騎馬にまたがりたいと願うよっしーです。

今日は博物館展示替中なので、セット券は買えないようです。

さて、この長い石段を登っていきますか。
あ、コラッタ!オニスズメ!石段を登っている間もポケモン登場のバイブ連発!
その度に立ち止まってポケモンゲットです。(もちろん歩きスマホはしませんよ!)
(注:以後出現するポケモンの写真を撮るのを忘れました~(^_^;))
おかげで石段を何の苦も無く踏破。

そして、天秤橋に到着。

ここは、2016年1月公開の「信長協奏曲」のロケ地。
安土城として大軍勢の出陣シーンとして使われていましたね~。

あ、石垣のところにフシギダネ!! ゲット!

天秤橋から、佐和山城方面を見る。

石段を登る間も、ポケモン連続登場!トイレの方向にもいるぞ!
いよいよ、天守閣へ
天守閣前の広場に到着。
涼を呼ぶ霧噴き装置があります~。

汗だくの身には助かります~。
名づけて「涼み処」。よいですね~。

今日は平日4時過ぎ。
休日は天守閣に昇るのに待ち時間があるみたいですよ~。
天守閣には靴を脱いで上がります。
ボランティアのおじさんやおばさんが下履きを入れる袋をくれます。

なかに入ると床は黒光りしていますねぇ。
天守閣がポケモンジムって
さっきから気になっていたのですが、ポケモンジムが近くにあるなぁと思っていたら・・・・・

なんと、天守閣がポケモンジムでした~!!!!!
いや、いや、ここではムリでしょ。
やはり、ここは約400年前に建造された天守閣の歴史に触れ、純粋に浸りましょう。
しかも、多くの人が土日には居ると思われますので邪魔にもなります。
さて、気を取り直して上の階へと行きましょう
・・・・?

傾斜60度の階段を登ります!
き、キツイ!これは這いつくばって上るしかない!
さすが戦国時代。上からの攻撃が有利になるようにとのことです。

上から階段を見ると、はしごが直立しているかのようですね。

壁には、鉄砲や弓矢を撃ちかける三角や四角の穴(狭間といいます)が開いています。
もう、この辺りからポケモンのことはすっかり頭にはありませんでした。

天皇家から冠位をもらった井伊直政の像。彦根駅前の凛々しい騎馬像と違いこちらは正装。
ボランティアのおじさんガイドから話を伺った!
天守閣、各階層にはガイドボランティアのおじさんがいます。
最上階では、5分ほどおじさんから説明を受けました。
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<ボランティアおじさんガイドの説明>
「中央の小高い山に石田三成の居城・佐和山城がありました。
関が原合戦や大阪の陣後、大いに活躍した井伊直政に徳川家康が与えたのが佐和山城でした。

ところが、その井伊直政が急死してしまいます。
当時、麓の町衆たちが「三成様のたたりじゃ、亡霊がそこかしこに出る~!」などと噂しあっていました。
そこで、徳川家康は湖に程近い平城である彦根城を20年以上かけて建造し、佐和山城は徹底的に破壊しつくしたのでした。今は少し土塁などが残るのみとなっています。」
話を短く言うとこんな感じですが、亡霊うんぬんは別の場所で聞いたお話しをプラスしました。
ボランティアおじさんは、家康びいきらしく満面の笑顔で誇らしく彦根城の成り立ちを説明されていました。
少し、三成を上から目線でお話されていたような・・・・・

天守閣最上階から、荒神山方面を見る
まとめ:
ポケモンGOをやりながらの彦根城散策でしたが、
1.普通に街中を歩くよりも多くのポケモンに出会うことが出来ました。

2.なんと天守閣がポケモンジムになっていました。
ここでプレイするのは無理なので場所の移動を運営側に要望します。
3.ポケモンGOをやるため時々立ち止まりながら、歩き回ったり坂道を登るのは疲れがまったくたまりませんでしたねぇ。
4.場所に応じたポケモンがでました。 例)城のお堀の付近:コイキングなど
5.彦根城の歴史・戦国時代当時の状況・城郭建築の壮言さを学ぶことが出来ました。
6.「歴史にどっぷり浸かりたい」のではなく、私のように美味しいものを食べたり、歴史も勉強したいし・・・・・でも疲れるなぁ・・・・という人は、ポケモン出現がある意味、ペースメーカーとなって前向きに疲れを感じず動けることが多いのではと思います。
以上、
ポケモンGOをやりながら、歴史的なスポットを廻るのはとても楽しく、また充実していると思いました。
もちろん、自分や周りの人の安全に配慮し迷惑にならないようにプレイすることが大切です。
また、別のスポットでも実践してみたいと思います。
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