保護パッド・クイックパッドなどの新絆創膏と今までの絆創膏はどこが違うの?
2020/06/10
どうも!
毎日料理を作ったりしていて、一週間に1度はケガをしているおちゃめなよっしーです。
私はケガをすると、
取り合えず血を止めて、
傷口を洗って、
患部を良く見て、
ケガの度合いを見ます。
大概の場合、
「うん、絆創膏貼ってたら治るよ!」
ぐらいの傷ですね。
よっしーは、あまり絆創膏を貼らずにワセリンとラップで直します。
でも、先日「保護パッド」という新型を買ったので使ってみました。
従来型と新型の違いは傷口を治すコンセプトが違うことです。
今日はそのレポートです。
(傷口の写真はありませ~ん、ご安心を)
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コンセプトの違い
ドラッグストアなどで最近見かける値段が高い新型の絆創膏(保護パッド・クイックパッドなど)と従来からある絆創膏(バンドエイドなど)は、傷口を治すコンセプトが根本から違います。
従来型は、乾燥させて固い「かさぶた」を作り患部を直す
このタイプの絆創膏のフィルムは塩化ビニルなんです。
塩化ビニルの特性は通気性が低いこと。
だから、通気性を良くするため全面に穴が開いているんですよ。
穴が開いているということは、防水には向きません。
穴から水が侵入してきます。

バンドエイドしてお風呂に入って、バンドエイドの中のガーゼが濡れてしまって患部も風呂水でぐじょぐじょ。
って経験ないですか。
しかも、通気性も良くないので、患部の蒸れや周りの皮膚も白くなってしまうこともありますねぇ。
新型は傷口を潤わせて綺麗に直すというコンセプト
「潤い」は外からの水分ではなく、逆にそれらをシャットアウトして人間の体内から出てくる滲出液を利用するものです。

塩化ビニルではなく、吸水成分を含むハイドロコロイド素材が傷口に集まる体液(滲出液)を吸収・保持します。
痛みを和らげてキズが早く治るための最適な湿潤環境を作るのです。
そして、皮膚本来の持つ自然治癒力を高めて傷を早く綺麗に治します。
このような治療法は湿潤療法(モイストヒーリング)と呼ばれ、キズ跡が残りにくいのも特徴です。
生きた細胞は湿った環境(湿潤環境)の中でしか生きることはできません。
キズを治すときも同じなんですね。
実際に使ってみて
あれっ?従来型とは違ってセンター部分にガーゼが無い!

しかも、伸び~る!!


皮膚への粘着力も強いぞ!
これで患部への水の浸入を防げそうです。
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結果は?
一回貼ると5日位貼り替えなくてよい(メーカーによっては毎日取り替える指示もあり)そうですが、3日目には患部がかゆくなって外してしまいました。
でももう3日目位で薄皮が張っていました。
で、もうそれ以後は絆創膏を貼らず、お風呂に入る時だけワセリンを少し付けました。
この治り方はよっしーの最初からワセリンと同じ位と思われます。
つまり従来の方法よりは早いです。
以前傷口を消毒して、ずっとバンドエイドを貼っていた時は1週間程はかかっていましたから。
まとめ
やはり、
現在の医療現場でも主流になっている湿潤療法(モイストヒーリング)、つまり患部を湿らせておく方法は良さそうです。
患部を洗って、ケガの様子をよく見ること。
発熱や倦怠感、患部の痛みが強い場合は病院へ行くことをお薦めします。
新型絆創膏を貼っていても、体液でしめしめと思っていても実はそれ、患部が膿んでいるだけ。
って場合もありますから注意が必要ですね。
○滲出液と膿の違いは…
滲出液⇒サラサラで透明か薄黄色。
膿⇒ネバネバしていて淡黄色。また腫れ・痛み・局所的な熱感。
切り傷はまず止血。そして絆創膏よりあれを使おう!
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