ブルーインパルス パイロットと結婚したい?!
2017/06/06
お父さん、私ブルーインパルスのパイロットと結婚するわ。
私、自衛隊入るわ。
む、娘がいきなり言い出した!
え?
ドラマ「空飛ぶ広報室」を熱心に見ていた娘でしたが、
まさかそこまで・・・。
何でも影響されやすく、すぐにハマってしまうと行動に移す。
娘はそんなタイプではないですね。
かなり熟慮したのでしょうか?
かなり思い詰めた顔で話してきました。
ち、ちょっと待ってね。
その場はなんとなく胡麻化して切り抜けましたが、はてさて。
どうしたものか?
もちろん、もう成人している娘。
今後の進路を決めるのは彼女であり、
親の僕ではない・・・。
いや、わかっているんですよ。
でも・・・。
ブルーインパルス パイロットの任期は3年
ブルーインパルスについて調べてみました。
ブルーインパルスとは、愛称であり正式には第11飛行隊。
航空自衛隊宮城県松島基地の第4航空団に所属しています。
全国各地の航空自衛隊戦闘機パイロットの中からかなりの難関を突破した、選りすぐられた精鋭11名で構成されています。
任期は3年。
その3年間、日夜非常に過酷な練習に明け暮れています。
急旋回や急上昇、急下降時には9Gもの重力が体にかかるのです。
体に受ける影響も大きく、強靭な体と精神力が要求されます。
ですから、
彼らの操縦技術は必然的に世界最高レベルとなります。
ブルーインパルスで利用されている国産T4練習機は複座式。
つまり、2人乗りの飛行機ですね。
3年間の最初の1年は先輩から技術指導を受け、最後の1年は後進へ伝えるのです。
多くのパイロットは任期を終えると元の部隊に復帰します。
そして、指導的な地位に就きブルーインパルスで培われた技術を他の多くの隊員に伝えていくのです。
しかし、過去には幾度も練習中の事故で尊い人命が失われています。
(うーん、)
ブルーインパルスのパイロットと結婚する
3年間の任期なので、
以下のパターンが考えられます。
(なんか冷静に分析するよっしー)
1.ブルーインパルスのパイロットと付き合いを始めて結婚する。
かなりの猛特訓なので出会いやデートの時間や余裕があまりない。
現実的には無理か?
2.ブルーインパルスのパイロットになる有望な若者と付き合いを始めて、ブルーインパルスのパイロットとなっている最中に結婚する。
このほうが現実的。しかし、結婚は3年間の任期が終わってからの可能性が大きいような気もする。
3.元ブルーインパルスのパイロットと結婚する。
これが一番、現実的。
これを娘に言うと返事が返ってきませんでした・・・。
娘が自衛隊に入ること
娘はかなりの文系人間ですね。
ある意味、図書館に入り浸っているメガネちゃんのような。
そんな一方で、
正義感・責任感はすごく強い。
親のひいき目ですが、物事をやり遂げる根性がある。
そんな彼女が、
航空自衛隊に入る。
日々努力する。
でも、どんな部署に回されるか分からない。
そんな中で、たとえば北朝鮮がミサイルを撃ってきた、
戦争状態になった、
となれば、
真っ先に矢面に立つのは自衛隊。
憧れのブルーインパルスのパイロットと知り合えないまま、
自衛隊として前線に立って危険な任務に就く。
こんなシミュレーションも娘に話しました。
すると、
ブルーインパルスのパイロットと結婚というのは、出来ればであって自衛隊に入りたいというのが主な目的。
というのがどうも本音。
余計に心配になってきたよっしーでした。
彦根城築城410年ブルーインパルス展示飛行
昔、ウルトラセブンという空想科学特撮ドラマがありました。
ウルトラ警備隊という特殊部隊がウルトラホーク1号、2号という戦闘機を駆って怪獣に攻撃を仕掛けるシーンがありました。
2機の戦闘機が並んで滑空しながらミサイルを怪獣に撃ちこむシーン。
よっしーはまだ幼かったのですが、
あんなに接近して。
ぶつかるやんか。
現実はあそこまで接近して攻撃なんかせーへんわい。
やっぱり作り物の話やな~、
って思ってました。
2017年6月4日、彦根城にブルーインパルスの展示飛行を家族で見に行きました。
そのパフォーマンスをみて感動と驚きの連続。
T-4航空機の速さ!
空の端から端まであっという間。
飛行音!
実際に飛んでいる場所からかなり遅れて聞こえます。
一番驚いたのが、
飛行機どうしの距離!!
近いんです。
本当に翼が接触するくらい至近距離で旋回したりする!
まさにすごいの一言。
ウルトラセブンの世界だけではなかった。
現実世界でもこんな事できるんだな。
まとめ
実際にブルーインパルスの展示飛行を実際見てみると娘の憧れの気持ちもよく分かりました。
また、
自衛隊に入りたいという気持ちも、正義感の強い娘が有言実行しようとしているのだと思います。
傍らで嬉しそうにブルーインパルスを見上げている娘を見て、親としてできるだけ子供の夢を実現させてやりたい、
と思うと同時に
やっぱり、心配だと思う親心。
両方が葛藤していました。
そして、
それは今でも続いているのです。
もちろん、決めるのは娘です。
わかっているんですよ(-_-;)
ですが、揺れるよっしーの親心・・・。