台風の発生は2020年は多い?少ない?暴風警報はどれくらい?
2020/06/10
9月に入り朝晩を中心に少しずつ涼しくなってきている頃、気になり始めるのが台風です。
運動会や体育祭。学校では6月に実施するところもありますが9月に実施しているところも多いのではないですか。
また、文化祭も9月実施が多いですね。暴風警報が出たりなんかすると休校、順延、中止になってしまったりします。
せっかく、練習・準備してきた行事を台風なんかに邪魔されたくない!ですよね。
でも、自然現象なのですよ。敵は。
普段の授業日だったら、学校休み!
は嬉しいんですけどね。
今回はその敵を知ろうということで、台風の発生メカニズムと暴風警報について考えてみたいと思います。
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台風の発生メカニズム
台風は熱帯地方で海面が暖められ、湿度を含んだ空気が上昇し積乱雲が生じることによって発生します。
空気が上昇し、残された空間は必然的に空気の圧力が減り(低気圧)、周りから空気(風)が吹き込みます。
また、暖められて上昇そして周りからの風の吹き込みとどんどんそのサイクルが増えるにしたがって気圧が下がっていき台風となるのです。
それらの気象状況はどの時点で台風と呼ばれるようになるのか。
中心付近の最大風速がおよそ17m/秒以上になったものを台風と呼びます。台風はなぜ日本にくるのか。
地球の自転の影響で台風は北に向かいます。そして、台風は風に流されるのです。中・高緯度まで来ると台風は偏西風の影響を受けて北東方向に向かいます。
だから、一見中国大陸のほうに向かっているように見えても方向転換して日本にくるのです。
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2020年台風の発生はどうでしょう?
新型コロナで世界中が被害を受け行動がままならない状況になっている現在、台風によって避難しなければならないのは大きな問題です。
先日のニュースで避難者どうしが避難先で安全な距離を保つシュミレーションをしていましたが、なんと既定の収容人数の3分の1程しか
入らなかったそうです。
暴風警報がでたら避難所に向かうべきかどうか迷いますが、コロナの面でもより安心なのが災害的により安全な友人や知り合いの家にお願いすること。
とりあえず台風をやり過ごす。
そして身の安全を守ってから災害の被害に向き合うということですね。
これはもちろん普段からのお付き合いの中で話あっておくことが肝心なのですが。
ところで
暴風警報は、気象図の中の台風の周りの暴風域だけにあるのではないことを知っていましたか?
どこに強い風が吹くのかは台風の形や進路、そして風の吹く範囲、方向、それに対する日本の地形が微妙に影響し合って決まります。
気象庁はこれらのことを総合的に勘案して(コンピューターのシュミレーションなどを使いながら)暴風警報を出しています。
ですから当然台風の暴風域からかなり離れた場所でも暴風警報が出されて、強い風が吹く可能性があります。
注意が必要ですね。
台風の情報が流れ始めれば天気図をしっかりみて最新の情報を得ながら、いろいろな状況に対応できるように準備することが必要ですね。
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