自治体による避難準備情報・避難勧告・避難指示の違いって何?
2017/09/21
(この情報は2分で確認できます)
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※音がなります。ボリュームにご注意下さい!

「うわっ、携帯鳴りまくり!」
「この<自治体による避難準備情報>って逃げる準備をしろってことかな?」
「じゃ避難勧告は?」
「それは避難しろっていう、昔の避難命令なんでは?」
「では避難指示は?」
「それは、まぁ、どっちかというと逃げたほうがいいじゃねぇっていうお勧めなのでは?」
違います!!!!
今日は、紛らわしい自治体からの携帯電話等を使った情報・指示提供を明確化したいと思います。
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避難情報のレベル
災害時に、自治体から住民に「避難準備情報」「避難勧告」「避難指示」を発令します。
これらの違いをあらかじめ理解しておくことが、「自らの身を守る」ことにつながります。
避難準備・高齢者等避難開始
避難準備を呼びかけるとともに、避難行動に時間を要する人は、避難行動を開始しなければならない段階であり、人的被害の発生する可能性が高まった状況。
つまり、家族の年齢や身体的な状況。
お年寄りや体の不自由な方などの避難に時間がかかることが予想される場合は避難しましょう!
また、
あなたの家がたっている環境(山や崖の真下。川や海に隣接している、あるいは近い)場合には、避難しましょう!
この情報が出た段階で、すぐにでも避難グッズをもって指定された地域の避難場所に移動しましょう。
ということなんです。
避難勧告
避難を開始しなければならない段階であり、人的被害の発生する可能性が明らかに高まった状況です。
具体的な被害は確認されていないですが、被害が起こっていてもおかしくなく、避難を始めなさいという勧告です。
この時、避難経路を思い浮かべて危ない場所がありそうであれば、それを迂回して移動すること。
指示内容が明らかに現在の状況より軽い、つまりすぐ外の状況はかなりひどいということであれば避難をせずに屋内に留まるようにしましょう。
降雨時は2階へ、そして、なるべく山や崖から離れた部屋に避難グッズをもって待機するようにしましょう。
ラジオ・携帯を忘れずに。
避難指示
前兆現象の発生や現在の切迫した状況から、人的被害の発生する可能性が非常に高まった状況
多くの被害がすでに発生しており、すぐに急いで非難しなければなりません。
これは以前の避難命令のことです。
避難に関しては上記と同じで廻りの状況がひどいのに無理に避難しないようにしましょう。
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まとめ
避難準備情報<避難勧告<避難指示
と右にいく程、状況が切迫しています。
平常時から、
孤立した場合の家の中でのストックの準備、
水、食料、電源など
避難グッズの準備、
避難経路の確認(イメージを持って、途中に危険な小川とかないですか)
いざというときの家族の集合場所の確認、
をしておきましょう。
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